2014年10月13日

富士山のような「岩手山」

岩手県を観光するときに訪れたいスポットのひとつが「岩手山」です。
岩手山(いわてやま)は東北の奥羽山脈の北部にある山で、標高が2,038mの岩手県最高峰の
山になります。

岩手山は岩手県八幡平市・滝沢市・雫石町にまたがる山で
東側の盛岡方面で見ると富士山のように整った形となり「表岩手」と言われています。
南・北から見ると外輪山同士がデコボコになって「裏岩手」と言われています。

今画像を見ながらこれを書いているんですが、まさに「表岩手」は富士山に近い感じですね。
これはやはり岩手県の観光スポットになるでしょう。

岩手山の中腹から流れ出た溶岩流からできている岩原は、
「焼走り溶岩流」と呼ばれていて国の特別天然記念物になっています。
「焼走り溶岩流」という一風変わったこの名前の由来は、
赤い溶岩流が山を勢いよく落ちていく人々が「焼走り」
とこれを呼んだことが始まりとされていて、古くから地元民の間で
こう呼ばれていました。

溶岩流というものは火山が多い日本では珍しくはありませんが、
地形的に改変がないというところが貴重なもので、
国の特別天然記念物になっています。

今では溶岩流の末端に観察路があり、積雪がある冬季以外は見学することが
できます。その道の終わりに、ここを訪れた宮沢賢治の詩である「溶岩流」
という碑が建てられています。

この焼走り溶岩流の付近には温泉があって、「美人の湯」「美肌の湯」
とも言われています。アルカリ単純泉で、古くなった角質を落として肌を掃除してくれる
からです。観光スポットでこの地を訪れた人はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。



Posted by 18岩 at 11:56